気まぐれ警察署リポート〜番外編〜
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弊社管轄のため、最も足繁く通っている玉川警察署へ車庫証明の申請にいったある日のこと。
ここは車屋さんが多い地区であるにもかかわらず、処理が非常にのんびりしていることでも有名です(おっと失礼!)。
いつものように順番を長々と待っている間…
遺失物係の男性が大きな声でおばあさんと電話で話しをしていました。
どうやらそのおばあさんの落し物が玉川警察に届いたという話の流れ。
受け取りのため警察署への行き方を辛抱強く説明しているんですね、電車は何線に乗るっていうところから。
しかしかれこれ20分ほど経過しますが、話が全然進んでいません。
「おばあちゃん、と ど ろ き ね、駅は と・ど・ろ・き!」
「いや、その電車に乗っちゃったらいつまでたっても着かないからね。お お い ま ち 線に乗らないと」
「改札出たら踏み切り渡るの。うん、そうそう。…いや、そうじゃなくて!踏み切りを渡ってくれないと!」
「…あのね、誰か付き添いで一緒にきてもらえない?え? あ、あぁそう…、じゃあしょうがないね…。え?なに?諦める?いやいや、ちゃんと受け取らないとー!」
おばあさん、面倒くさくなっちゃってスルーしようとしてる…。
なんだか電話の向こうのおばあさんがムショーに愛おしく思えてきた頃、今度はちょっと慌てた様子の女性が遺失物の受付にやって来ました。
「カメが。カメがいなくなってしまって!」
「庭で放していたら見当たらなくなってしまって」
お次はカメが庭から脱走か!
すると何故か遺失物係は俄然色めき立ち、奥のほうからもおじさんたちが加勢してくるじゃありませんか。
遺失物係の人:「カメの場合は動物愛護センターでいいんだっけ?」
遺失物係の人:「そういえばこの間もカメ失くした人いたね」
遺失物係の人:「体長は何cmくらい?」
遺失物係の人:「あー、やっぱり記入してもらった方がいいかね?」
遺失物係の人:「色は?あと種類は?」
遺失物係の人:「見つかるといいんだけどねぇ」
おばあさんと電話ちゅう:「いや、だからね、お お い ま ち せ ん に乗るの!お・お・い・ま・ち・せ・ん !」

…言葉では上手く伝えきれないのが残念ですが、これ、なんていう新喜劇かな、と思いました。ほのぼのです。 ( 2012/5/26 )



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